吉川 武志

2018年9月入社

PROFILE:新卒で番組制作会社に。バラエティ、情報番組、通販、企業VPなど映像コンテンツの制作に携わった後、イベント運営会社へ転身。数万人規模のイベントを手がけるも、映像制作の面白さを忘れられずインサイトコミュニケーションズへ。

あぁ、俺はやっぱり映像をつくりたい。

大学を卒業し、テレビの番組制作会社に10年ほど勤めました。30歳になろうかという頃、ある危機感が湧いてきたのです。確かに子どもの頃からテレビは大好きだった。でも、テレビの世界しか知らないのはまずいのではないか。もっと広く世界を知ってみたい。そうして私は転職を決め、イベントの企画運営の仕事へ転身。数万人規模のイベントを立ち上げ、取り仕切る日々を送りました。仕事はすごくやりがいがあった。でもそこで再び思ったのです。

「あぁ俺は、やっぱり映像をやりたい」って。私はどこまでも映像が好きだったんですね。
ただ、「どうせやるなら、同じ映像でもテレビの世界に戻るのではなく、これまでとまったく違う世界でやってみたい」とも思いました。未知なる場所でのまったく新しい体験・経験を求めて選んだのが、ビジネスの世界でした。そしてインサイトコミュニケーションズにやって来たのです。

クライアント直取引だから、自分の時間を価値あることにだけ使える。

時間は有限。私は、価値あることにだけ時間を割きたいと思う人間です。その意味で、インサイトコミュニケーションズでの仕事は、すごく自分に合っています。価値ある時間だけを過ごせているのは、クライアントと直取引であることが最大の要因。間に何も挟まず、クライアントと直接対話をし、手を握り合ってプロジェクトを進めていく。そこにコミュニケーションロスはありませんし、水面下での不毛な根回しをする必要もない。クライアントの声や意見を聞きたいときは、直接連絡すればいいのです。こちらからのアイデアや提案に対しいただく反応もダイレクトだから、話は早く、道に迷うこともありません。もちろん良い反応、悪い反応いずれもあります。仮に反応がよくなかったとしても、その理由を率直に聞けますから、新たな一手をどう打てばいいかはっきりわかる。モヤモヤするようなストレスはゼロです。

また、社内で組むプロジェクトチームも少数精鋭。仕事を進めるプロセスまでもシンプルでスムーズ。だからプロジェクト進行のスピードも圧倒的にあがりますよね。この変化の時代。いち早く価値ある提案を実現していくスピード感は、クライアントにとっても高い価値があることだと考えています。

無名のプロフェッショナルたちから、生きる糧をいただく。

私たちが日々お付き合いしているのは、クライアント経営層や人事・総務・宣伝・広報といった部門の方々ですが、コンテンツをつくる過程では、取材を通じ現場社員の方々とも数多くの接点があります。

これも私にとっては大きな魅力です。従業員数千人、数万人というメガカンパニーでトップの業績をあげている人、世の中を変えるような新サービスを立ち上げた人、大きな社会課題に挑み続けている人たちから、これまでの人生、仕事へのこだわりや信念、手がけてきた仕事にぶつかってきた苦難とそれを乗り越えてきた軌跡、これからの夢や目標といったことを、何時間もかけてインタビューする。すごく刺激的ですし、話を聞いている私が感動してしまうこともしばしばです。

皆さんの生き様に触れるその時間は、私自身の人生の糧そのものでもあります。タレントや有名人のようにメディアに取り上げられることはない無名の人たち。けれど各界で世界を変えようとしているプロフェッショナルとの出会いは、この仕事をしていなければ得られないものだと思っています。

大好きなクラフトビール。コロナになってから行けてないのが残念。