このクライアントの主要事業部の一つで個人と企業のさらなる成長を目指し、ダイバーシティを推進することを決定しました。その課題として、まず初めに取り掛かったのが、ワークライフバランスの実現でした。長時間労働が当たり前の組織風土を改革するために、どのようなメッセージを発信していけばいいか。そのための言語化が求められました。
長時間労働を良しとする風土に、新たな働き方を浸透させていくには、どうしたら良いか。遅くまで働くことが当然、という考え方が染みついてしまっている大手情報サービス企業の企業風土・意識を変えるには、どうしたらいいか。それが一番の課題でした。 仕事を通して成長したい、という価値観を持つ社員が多い大手情報サービス企業では、「早く帰ろう」「家族との時間、プライベートの時間を大切にしよう」という一般的なワークライフバランスのメッセージは伝わりません。
社員全員の意識に「SPEED IS POWER」を常に働きかけるよう、社内にポスターを掲出すると同時に、小冊子を配布しました。また、さらなる浸透や共有を図り、ムービーを制作。メールマガジンを通じて多くのロールモデル像を紹介することで、働き方の変化感を伝えていくことに成功しました。
「SPEED IS POWER」を軸にすべてを展開したことで、短時間で生産性高く仕事をする、という働き方への新たな意識が事業部全体に浸透しました。結果、当初の目標に対して、上期にほぼ全員が達成。労働時間の大幅な短縮に貢献することができました。
ポスター
イベント
ムービー