リクルートグループが社会課題解決のために新たな働き方の概念を創造しました。専門的なスキルや知識を持っているにも関わらず育児や介護などの時間的制約によって仕事の選択肢が限られ、それを活かせる仕事が見つけられない人たちに活躍の場を提供し、高報酬・時間限定・専門性を生かせるというもの。私たちはこの働き方に新しい名前をつけることをミッションとして与えられました。

これまで身に着けてきたスキルや知識を、経験のある仕事で活かし、限られた時間の中でスマートに仕事を終わらせ、期待に応えていく。自分の持つスキルや能力をコンパクトに持ち運びながらフルに活用し、仕事を終えたらもう一つの自分の時間に戻る、そんなスタイルの働き方から、ZIPという言葉に着目。ZIPにはすばやく動く、パッと終わらせる、すみやかに行うという意味の英語であると同時に多くの方が知っている「ZIPファイル」のニュアンスも生かしてZIPWORKという名前に辿り着きました。

対外向けのコミュニケーションのコンセプトコピーを開発。LPやグループ企業各社のサイトでキャンペーンを行うために、共通コンテンツの制作、リリース用のコンテンツも用意しました。また、広報ツールとして各企業への営業パンフレットやフライヤー、ネックストラップ、ステッカーなどノベルティの制作も行いました。その後、実際にZIPWORKを実践している人を取材・撮影してyoutubeなどで公開しました。

新しいスタイルの働き方であるZIPWORKを視覚的にもスピーディーに伝わるようにするためにロゴを開発。圧縮を象徴するようなマークを添えるとともにフォントも長体をかけて圧縮感を醸成。「時間が限られているから、それに見合う仕事を探す」という社会から、「時間が限られているから、限られた時間で成果を出す」という社会の実現を目指しました。

https://www.recruit.co.jp/sustainability/iction/ser/zipwork/