滋賀県を代表するプロバスケットチームの滋賀レイクスは、2023年経営体制を刷新し、新たにMVVを策定することでチームや社内のみならず、地域やファンとの一体感を生み出し、その存在価値を高めようとしていました。新STATEMENTを策定することにより、滋賀県や琵琶湖を愛するすべての人々にとって欠かせない存在としてブランディングしていくことを目指しました。
現場の部長陣を中心に経営陣も含めて10数名にデプスインタビューを実施し、チームへの想いや課題、滋賀県や琵琶湖への想い、バスケットボールやスポーツへの想い、これからのありたい姿など、じっくり会話を繰り返し、それぞれの方が表には出していない気持ちも含めて全員で共有しあいました。そこからLAKE UPというコンセプトが生まれ、この言葉に意味付けを行っていきました。
LAKE UP TOGETHERというスローガンは、滋賀レイクスが目指している琵琶湖を中心とした地域を元気にしたいという想いを地域の人や企業と共有するためのものです。その上で、自社をLAKE UP COMPANYと位置づけ、ゲームを含めたあらゆる活動はLAKE UPのためにあるとストーリーを構築していきました。
これまでは日本一になることをミッションとして言語化していましたが、スポーツには常に勝敗が付き物です。今回、当然勝利を目指しながらもゲームの勝ち負けに左右されない存在意義を言葉にしたことで、スポンサーを含めたステイクホルダーの共感を得やすくなりました。
https://www.lakestars.net/lp/club_statment