東京三菱銀行とUFJ銀行の合併によって三菱東京UFJ銀行（現・三菱UFJ銀行）が誕生。リクルーティング広報のあり方もゼロから見直す中で、採用コンセプトの立案とコンセプトに沿った各種ツールの制作が必要でした。そこで数多くの行員の皆さんへのインタビューから、バンカーとしてのプロ意識に焦点をあて、「プロとして生きていく。」というリクルーティングコンセプトを設定。その想いを学生に伝えるために、中東でのプロジェクトファイナンス案件を題材にシナリオを作成し、映画風のリクルーティングムービーを制作しました。

「プロとして生きていく。」というメッセージをパンフレットをはじめとした各種ツールで発信し、興味をもって説明会に来た学生に対して見せるムービーを企画。学生にとっては銀行業務は個人口座での接点しかないのが普通であり、仕事のダイナミズムはまったくイメージがつかない状態でした。そこで、グローバルに活躍する行員のインタビューから、中東におけるプロジェクトファイナンス案件をベースにドラマを創り上げ、役者を使ってドバイでの撮影を敢行。インパクトのある映像で、三菱東京UFJ銀行におけるプロの仕事を伝えていきました。

本ムービーにおいてはシナリオ作成が大きな山でした。業務の理解のためにインタビューを重ね、シナリオ作成においてはリアリティを追求していきました。また実際に中東での撮影を行うことで、学生に対してもインパクトある訴求を試みました。

会社説明会でありながら、映画のようなムービーを上映することで、学生たちに他社との違いを訴えることができました。