上田 満千

2021年4月入社

PROFILE:多摩美術大学大学卒。「クリエイティブで誰かを幸せにしたい」という想いを持って、インサイトコミュニケーションズへ。現在は、Web/グラフィックデザイン、映像分野を中心に日々スキルアップ中。妥協のない粘り強さを武器に邁進している。

美大での挫折。そして気づいた、私の生き方。

同級生たちの情熱に圧倒され、自分の才能のなさに愕然としていました。子どもの頃から絵を描くことや美しいデザインを見ることが好きだった私は、高校卒業後、美大を選択。けれど入学早々から悔しさにまみれたのです。授業では、学生たちの作品を教授が皆の前で評価していくのですが、私の作品はというと・・・。いつも箸にも棒にもかからず。自分だけの世界にどこまでものめり込み、まさに命を削るかのように作品づくりに没頭する同級生たちの姿を見ては、「私には絵の才能がない・・・」というコンプレックが膨らんでいき、私の心はいつも押しつぶされていました。

でも3年生になったとき、ある先生がこんな話をしてくれたんです。「世の中はもっと広いし、いろんな世界がある。才能溢れる絵が描けなくとも、絵を通じて何かを“伝える”ことはできるはず」。スッと肩の荷が下りた気がしました。アーティストとしての才能は足りなかったかもしれない。でも、私には私なりの生き方があるんだ。そう思えたのです。そして、今のトレンドに敏感でありながら、時代の半歩先にある世界観を多くの人に提示できるようなそんなビジネスパーソンになりたいと思うようになりました。

「妥協」という言葉が何より嫌いな人なら。

就職活動では、宣伝や広告などコミュニケーションに関わる分野に行きたいと思いました。そのなかでもこだわったのが、クライアントと直接やりとりができる場所かどうか。最終アウトプットだけを手がけるのではなく、なぜこれをつくるべきなのか、何のための仕事なのかといった背景や目的から思考し、アウトプットの前段階になるコンセプト設計などにも関わりたいと思ったからです。

インサイトコミュニケーションズでの仕事はほぼすべて、クライアントとの直取引。「こんなことで困っているんだ」という漠然とした悩みから、「こんな未来を実現したいが、方法が分からない」といった課題まで、クライアントからの様々なご相談を受け、「それならこんな解決方法がありますよ」とアウトプットとともに提案していく。それはまさに、私が思い描いていた仕事のあり方でした。直取引だから、最後の最後まで妥協できないし、したくもないとも思えます。打合せを重ねてきたクライアントの期待に100%で応えるだけでなく、その期待をどこまで超えられるか。妥協のないものづくりをすることが、ここではできると確信。学生時代、ものづくりに没頭し切れなかった悔いを、思いきり晴らすことができそうです。

新しいもの好き、刺激好きな人にとっては最高の環境。

また、新しいもの・新しい体験が好きで刺激大好きな私にとってインサイトコミュニケーションズは、大きな会社ではないということも魅力です。少数精鋭だから、デザイン、企画、Web、映像、イベント・・・etc. 多彩な仕事に関わるチャンスに溢れています。

私は最近、映像制作の仕事に挑戦中。二次元のデザインの世界でずっと生きてきた私にとって、三次元であり時間軸も流れている映像表現はまったく新しい世界で新鮮です。やったことのないことにチャレンジして、できなかったことができるようになっていく毎日。この会社にいると、どんどん自分の世界が広がっていくのを実感することができます。

カラフル。