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2025.7.11

【新卒研修レポ①】知識ゼロの文系卒でも映像は作れる?インサイトコミュニケーションズの新人が語る制作の裏側

 「映像制作」と聞くと、専門的なスキルや経験を持つ人たちの仕事、というイメージがありませんか? しかしインサイトコミュニケーションズでは、課題解決のための多様な手段の一つとして、入社後わずか2ヶ月の新人たちが映像制作に挑戦しています。

 こちらの「新人インタビュー2025」は就職活動中の皆さんにリアルな声を届けるべく、企画から撮影・取材・編集の全てを新人だけで担当しました。まさに、入社後研修の集大成として作り上げた一本です。

 そこでこの記事では、知識ゼロから映像制作に挑んだ新人の視点を通して、そのプロセスに隠された学びと成長の裏側をレポート。その道筋から、インサイトコミュニケーションズのものづくりに迫ります。

 〈知識ゼロからの挑戦──文系学部卒・Hさんの場合〉

Q:映像制作の経験は?

Hさん:入社するまでほとんどありませんでした。カメラも照明も編集ソフトも、自分にとっては未知の領域。正直なところ、研修が始まった頃はついていくのが精一杯でしたね。

 しかし、手を動かしていくうちに理解も深まっていき、どんどんできることが増えていくように。ゼロベースで始めたこともあったからでしょうか、全ての知識が新鮮でいつもワクワクしながら研修に臨めたことも大きかったと思います。

 結果、2ヶ月で基本的な手順を身につけることができました。もちろんまだまだ初心者ですが、4月の自分に比べれば大きな進歩だと思います。事あるごとに質問してばかりの私に、優しいだけでなくプロとして『なぜこの表現なのか』という本質を問うてくれた先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

Q:今回制作したムービーでこだわったことは?

Hさん:取材対象者の気持ちがまっすぐ伝わる映像になるよう工夫を重ねました。要所要所で表情をアップにしたり、別撮りの映像を挿入したりすることで、Sさんの感情の動きを表現しようとしています。

 当初は構成の方向性を見失って迷走していたのですが、先輩から貰った「どんな人に届けたい映像なのかを考えて編集してみよう」というアドバイスをもとに、印象的だった「誰かの笑顔を作りたい」というSさんの言葉を軸にすることに決めました。

 笑顔の魅力についてアツく語ってくれたSさんだからこそ、彼女の笑顔も引き立つ映像にしたいと考えて編集しています。

 

Q:今回のムービー制作を通して難しかったことは?

Hさん:編集で苦戦したことも多かったのですが、最も悩まされたのは撮影です。いい言葉と表情を引き出すことの難しさを痛感しました。

 インタビュアーとして話を聞きつつ、並行して画と音にも気を使わなければならないという経験はこれまでにないものでした。いいお話を聞けたとその場では思っても、後から見直してみるとムービーに活かしづらいものになっていてガッカリしたり…….

 もちろんお話を聞いてその場で深掘りしていくことも必要なので、全てのことに気を使いながら進めていかなければなりません。現場での稼働に備えて、もっと経験を積まなくてはならないと感じています。

 

Q:最後に、今回の制作から得た学びを教えてください。

Hさん:一連の流れを体験したことで、撮影・取材・編集それぞれの工程にリアルなイメージを描くことができたのが重要だと考えています。

 実際に自分で手を動かしてみたからこそ、今後また作業をする際はもちろん、誰かに依頼する立場になった時にも、その工程ごとの難しさや工夫の余地を想像できるようになったと思います。「どう伝えれば伝わるか」を考えながら相手とやり取りすることが、ディレクターとして大切にすべき視点なのだと感じました。

 また、相手の本音を引き出していくというインサイトの仕事の肝の部分を取材を通じて学ぶことができたことも貴重でした。今回得られた経験と反省を活かして、今後の仕事に臨んでいきたいと思います。

 


Hさんの今後の活躍に期待大ですね!

インサイトコミュニケーションズでは、一緒に常に新しい物事へのチャレンジを楽しめる方を随時募集しています。

詳しくは、採用ページをご覧ください。